冷泉家時雨亭文庫だより
祇園祭が終わったら
ある梅雨の日に
日本人の生活文化をつなげるために
第五話
第十一歌風そよぐ ならの小川の夕暮れは みそぎぞ夏の しるしなりける
民家の価値とは?
一番のお供えはお歌です
第十歌小山田に引くしめなはの うちはへて朽ちやしぬらむ 五月雨のころ
第四話
第九歌大井川かがりさしゆく鵜飼船幾瀬に夏の 夜を明かすらむ
第三話
第八歌うちしめり菖蒲ぞかをるほととぎす鳴くや五月の 雨の夕暮れ
第二話
第一話
第七歌卯の花のむらむら咲ける垣根をば雲間の月のかげかとぞみる
第六歌見渡せば柳桜を こきまぜて都ぞ春の 錦なりける
第五歌三千年に なるてふ桃の花咲けり 折りてかざさむ君がたぐひに
第四歌梅が枝に 鳴きてうつろふ鶯の 羽白妙に淡雪ぞ降る
高校での和歌授業 ~京都府立朱雀高等学校の場合~
平安時代に思いを馳せて